超高齢社会となった日本の未来を見据えて

高度経済成長の流れによってより、都市でも地方でも、いわゆる「地域社会」が崩壊してしまったといわれています。
そのため、地域社会の地縁や、地域で生活するインフラが、徐々に失われてきました。
地域住民同士の絆の希薄化、仲間力が弱体化し、孤立する方が多く見受けられるようになり、孤立死の問題などが出てきます。
日本は、1970年に「高齢化社会」に突入しました。
その後も高齢化率は急激に上昇し、1994年に高齢社会、2007年に超高齢社会へと突入しました。
今後も高齢者率は高くなると予測されており、2025年には約30%、2060年には約40%に達すると見られています。
現実に差し迫ったこの問題を解決していくには、私達特別養護老人ホームの存在は無くてはならないものになっています。
今私たちにできる事だけを考えるのではなく、特別養護という社会的インフラをより盤石なものとするべく、日々私たちの業務から培われたノウハウを後世へと引き継ぎ、日本の高齢者を、社会をより良いものとなるよう、私共は常に成長していきます。